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カウントダウン in 白馬

白馬ジャンプ台下特設ステージ (1997/12/31)

12月31日 TULIPは寒い白馬で熱い演奏を聴かせてくれた
「カウントダウン in 白馬」は長野の白馬ジャンプ競技場特設屋外ステージにて午後9時30分予定通りにスタートしました。
観客席は特設らしく土の上(笑)。観客は無料のライブということで、地元の人&スキー客あわせて7000人(公式発表。本当か?!)でした。
しかし、真冬の長野の夜、それも野外、そりゃぁもう寒いのなんのって・・・。「この寒さで本当に演奏できるのだろうか・・・。まさか、AAAの二の舞が・・・」一抹の不安がよぎるのでした。
寒い中、モモクルピック(男2人女2人の若手アカペラグループ)、けんじろう(ピアノの弾き語りをする乗りのいい関西人のお兄ちゃん)、沢田聖子(説明いらないでしょう)と歌っていきます。
そして、寒さが絶好調に達した午後11時30分我らがTULIPの登場です。
沢田:それではTULIPのライブ行きたいと思います。大きな暖かい拍手でお迎え下さい。それではTULIPのみなさんです!
観客:イェ~イ!!!!
観客:わ~~!!!!
観客:きゃ~~!!!!
大きな歓声の中TULIP登場!! さぁ、ここで恒例(?)の「財津和夫衣装チェック!!」です(笑)。
真冬の夜の野外ライブでの衣装。どんな衣装なのか気になりませんか?
さて、本日の財津氏の衣装は・・・上から、スキー帽の二枚重ね(笑)、モスグリーンのダウンジャケット(その下に相当着込んでいるらしくパンパン(笑))、薄いグレーの防水ズボン(その下にまたまた履き込んでいるいるらしくパンパン(笑))。
まったくなんという格好でしょう。一瞬これが財津氏だとわからなかったです(笑)。
ちなみに、上田さんはいつもの通りの格好でした。(寒くないのかな?若いね上田さん)。
M1:あいつが去った日 「♪新しい僕の夢を~」
まさかここでこの曲が聴けるなんて(T T)
武道館の感動再び!!
M2:新しい地球をつくれ 「♪君の頭の上に~」
武道館以上のノリです。白馬のお客さんはTULIPファンではない人が多いのにノリがいいです。
みんなで手拍子、足拍子・・・・
ここで財津さんはキーボードへ(さすがに生ピアノは使用しませんでした)。
財津:はい、え~、みなさん今晩は、どうも。
観客:今晩は~!!!!
財津:いやぁ~。12月31日に、え~、ここでコンサートをするとは思ってもみませんでした。今年は、TULIP再結成ということで1年間やってまいりまして、今日が正真正銘の、本当に最後のコンサート。それで、え~、再解散明日することになりますが(笑)、今日は、もう最後の夜ですからね、ホントに皆さんと一緒に盛り上がっていきたいと思うんですけれども。寒いですけど最後まで一つ、我々TULIPとおつきあい下さい!イェ~イ!!
M3:ぼくがつくった愛のうた 「♪Lovely Emily~」
また姫野さんのボーカルが聴けたよ~(T T)
それもアコースティックじゃないちゃんとしたバーションで(T T)
財津&姫野のハモリ最高です。
M4:悲しきレイントレイン 「♪It's rain train~」
生ピアノがないので財津氏の弾き分けをみられなくてちょっと物足りなさを感じたりしましたが、良い曲です。(^-^)
安部:ハッハ~ウ!!!どうも今晩は!!凍えてませんか
観客:大丈夫~!!
観客:寒い~!!
ここで財津さん囲いをして客席から見えないようにしてあったステージ上のストーブを客席に向ける。観客席はそんなもんでは暖かくならないけど、財津さんの優しさを感じました。
安部:ねぇ、ホントにあと何分かで1997年もね、終わってしまうわけなんですけどもね。今年は皆さんにとってどんな年だったでしょうかね。え~僕にとっては、え~今年はすごく、すごくいい年でした。え~と言うのはね、あの、まぁ、僕にとっては二度と絶対に訪れることがないであろうと思っていたこのTULIPの再結成が実現した今年なわけでね、すごく幸せな今年だったんですけどね(拍手)。それじゃあ、今年1997年の僕たちのやりおさめの曲を聴いて下さい。この曲です。
M5:虹とスニーカーの頃 「♪わがままは~」
まさか1997年の締めくくりがこの曲とは・・・・
嬉しいやら、悲しいやら複雑です(^^;)
これで第一部は終了です。TULIPのメンバーはいったん袖に。 司会のお姉さんと沢田聖子さんが出てきて少しおしゃべり、出演メンバーを呼びます。 そして各出演メンバーとおしゃべり。途中でTULIPが登場。
沢田:財津さん如何でしたか?歌ってみて如何でしたか?
財津:いやぁなんだか、みなさんねぇ、ノッてるんでねぇ、嬉しいですね。予想はねぇ、全然のらないという予想だったんですよ(笑)。
沢田:そうなんですか。
財津:もう、でも、これだけ盛り上がっているからね。やっぱり正月ですねぇ。」
司会&沢田苦笑い。
沢田聖子さんが安部さんにマイクを・・・。
沢田:如何でしょうか?
安部:はい、全然話が聞こえておりませんでした(笑)。明けましておめでとうございます、ということですね。?
沢田:まだ若干はやいですね(笑)。
沢田さんが姫野さんにマイクを、
姫野:もうすぐですね、はい。
ここで1分前のカウントが入って、会場異常な盛り上がりを見せます。

そして・・・・
会場全体:10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,0
0のカウントと同時に綺麗な花火がたくさん上がりました。 会場が最高に盛り上がる中、第二部のスタートです。
M6:サボテンの花 「♪ほんの小さな出来事に~」
98年はじめの曲はこれでした。みんなの知っている曲がこれだからでしょうか。
曲の途中にも花火があがりました。めっちゃいいです。
この曲の途中でゆく年来る年の中継が入ったようです。
M7:青春の影 「♪君の心へつづく~」
キーボードの前奏から入るバージョンです。
これも、生ピアノでないのが少し残念でした。
何度聞いてもいい曲です。安部さんのギター最高!!
安部:明けましておめでとうございま~す。
観客:おめでとうございま~す!
安部:ついに年が明けてしまいましたね。1997年限りで僕たち解散する予定だったんですけどね、年明けてまだずるずるとつきあってゆくTULIPでありました。え~、さて次の曲なんですけどもね、24年前に流行った曲です。生まれてない人もいらっしゃるかもしれませんが、この曲を聴いて頂きたいと思います。
財津:それはひょっとして、こ~ころ~の旅かな~(淡谷典子のトーンで)
M8:心の旅 「♪あー、だから今夜だけは~」
TULIPの代表曲でしょう。
姫野ボーカル最高です。
財津:イェーイ!次も懐かしい曲だね。OK?Are you all right?OK!!!
M9:銀の指輪 「♪夕べも僕は~」
姫野ボーカルが続きます。
間奏の姫野歩きも健在でした。
M10:あの娘は魔法使い 「♪真っ赤な唇~」
ほ~、この曲をここに持ってくるか。と感心してしまった。
ノリのいい曲です。観客みんなで手拍子。
財津:ハイ、どうもありがとうございます(拍手)。いやぁ、ホントにもう、寒いのにねぇ、最後までつきあって頂いて、ありがとうございます。え~、今年は色々ありましたね。
観客:去年~!
財津:今年じゃない、去年か。去年、去年、去年。今年は色々ありますね、これからホントに(笑)。え~、お正月ホントにおめでたいっていうことで。いやぁ、僕らもね、去年、あっ、昨日解散する予定だったんですけれども今年にまで延びてしまいまして。え~、もうすぐ再解散しますけどもね。いやぁ、今日も寒いだろうと思ってメンバーみんなこんな格好で、着込んで来ました。いつも、「ヘソ出しルック」でやっているんですけど(笑)、ちょっと今日は寒いかなぁと思いましてね、え~もう周りからは「来生たかお」だってよく言われているんですれども(笑)。え~ホントもうパンパンになるまで着てしまいまして。え~、そういうわけで今年も、TULIPは、これ(×)ですけど、メンバー全員よろしくお願いしますね(拍手)。さぁ、再来年、再来年ですよ、2000年にまた逢いましょう!!!TULIPで!!!(拍手)。
M11:夢中さ君に 「♪真っ赤な車で~」
最後はこの曲で締めです。
会場みんなで「財津さ~ん!!」コール。大盛り上がりでした。
全11曲に、花火あり、MCあり、財津ギャグありと充実した内容でした。
私が1997年に見たライブの中で(こういっては何ですが)会場のノリも、TULIPの演奏も1番だったような気がします。

それから、2000年発言。
確かに財津さんは「2000年にTULIPで逢いましょう」とおっしゃいました。
2000年は確実なものになったようです。2000年期待していますよ!

以上カウントダウンin白馬のライブレポートでした。