Live Report

LIVE ACT TULIP 2001年心の旅

アミューたちかわ (2001/1/27)

その日、東京は例年にない大雪。
本当にコンサートはあるんだろうか・・・と不安になりながら会場に向かったのでした。

開演時間を5分程過ぎて、歓声、拍手の中メンバーの登場。
大雪の中でのメモリアルコンサートのスタートです。


ここで恒例の「さっちゃんの財津和夫衣装チェック!!」です。
本日の財津さんは、コゲ茶色シャツに、黒のパンツ黒い靴と、ここ最近のコンサートで良く着ている衣装でした。
M1:心の旅
財津さんの刻む、ピアノの伴奏から始まるこの曲。 姫野さんの歌声より財津さんの伴奏、コーラスに気がいってしまうのは、やはり財津ファンだからでしょうか(^^ゞ。
安部:~皆さんのこんばんわ、TULIPです(拍手)。大雪警報が発令されるなか、ようこそおいで下さいました(拍手&大歓声)。またまたTULIPとして蘇って皆さんにお目にかかることができて、本当に嬉しく思っております。今夜はですね、遠いあの日へ僕たちの音楽で、皆さんを「心の旅」へお連れしようと思っている訳ですけれどもね。大雪の日の夜にライブ、メモリアルな夜にしたいと思っております。最後までよろしくおつきあい下さい。(拍手&大歓声)。
大雪の中会場へ来た客席を気遣った、安部さんのMCなのでした。
M2:あのバスを停めて
今回のコンサートの中で、5本の指に入る好きな曲です。
ツアーのはじめの頃は、「バスは停まる」を「バスは走る」と間違えて歌って、「おいおい、彼女は走っているバスに乗り込めるほど足が速いんかい!」などとつっこみを入れくてしょうがありませんでしたが、最近はちゃんと間違えずに歌えております(笑)。
M3:置いてきた日々
M4:淋しくて淋しくて
財津さんのギターから始まるこの曲。「オレだってギターが弾けるんだゼ」とアピール?(笑)。
ここで、財津さんはキーボードへ移動。
M5:神様に感謝をしなければ
姫野さん&安部さんコンビのイントロでのツインギター、姫野さんの歌声が光るこの曲ですが、私は財津さんのキーボードに神経を集中させて聞いてしまいます。財津さんの弾く小節はちょっとしかないのですが、気持ちよさそうというか、得意げにキーボードを弾く姿がたまりません。
M6:明日の風
この曲でも財津さんはキーボードご担当です。
なんと言っても、この曲の間奏部分の照明がグット!上田さんのドラムに合わせて光る赤いライトが格好良いのです。
この曲を終えて、財津さんはギターを抱え前に出てきます。
財津:こんばんわ(拍手)。良く財津一郎に間違えられる財津和夫です(このネタ、引きずりますねぇ)。え~、黄色い声が、先ほどから立川にはふさわしくないような感じでヒュッ、ヒュッ、ヒュッ、ヒュッとい飛んできましたけれどもね、立川という街はもっと大人っぽい街かと思っておりましたけれども、なかなかどうして今日はノリノリの感じでございますけれどもね(一曲目からうるさいほどの「安部さ~ん」の声に対してのコメント)。僕らデビューが1972年でありまして。え~、東京へ来ましてから最初のアルバム「魔法の黄色い靴」というアルバムを出しまして、そのシングルカットが「魔法の黄色い靴」同名のタイトル曲でね、これがとても業界受けは良かったんですけれども、いわゆる「売れる」「売れてない」でいうと「売れてない」でして(笑)。それで2枚目のアルバムをそれでも出そうということになりまして、「君のために生まれ変わろう」というアルバムを出しまして、で、そこからのシングルカットが・・・
Mおまけ:一人の部屋(弾き語りでちょっとだけ)
財津:という、本当につまらない曲だったんです(笑)。それで案の定売れませんで、解散してもう音楽業界に進むことは諦めようという話までになったんですけれども、もう1枚だけ出してみようということになりまして、背水の陣という感じで出したのが「心の旅」という曲だったんですね。1枚目、2枚目、僕がずっとリードボーカルをとっておりまして、何の問題もなかったんですが(笑)、問題があるとすれば売れなかったということだけで(笑)。でも、何故か3枚目で予定していたリードボーカルが外されまして(笑)、まさかと思った、姫野達也が歌うことになりまして(笑)。それでもう、1位をとっちゃったわけですからね、これはもう、はっきりとボーカルのせいだということになりまして、それから僕にとっては暗い日々が続きましたけれどもね。でも、全国ツアーができるということで、(頭の隅を指さして)この辺がちょっと明るいかなぁなんて思いながら、複雑な気持ちで過ごしておりましたけれどもね。ですから、それ以来、姫野達也さんには「さん」付けでずっと呼ばせていただいてまして、コンサート終わったらいつもシャワー室行って背中流していたり、何か一つ良いことさせて下さいとね、おつきあいさせていただいているわけですけれどもね。まぁ、そういうわけで、僕らにとっては大きな分岐点になりました2枚目のアルバム、「君のために生まれ変わろう」から同名のタイトル曲「君のために生まれかわろう」聞いて下さい(拍手&歓声)。
M7:君のために生まれ変わろう
何度聞いても良い曲ですねぇ。
「ホントに僕は生まれ変わろう、君のために、君だけのために」 なんか、しみじみです。
M8:ハーモニー
ギターのまま、この曲へ。
「君が今日弾いたピアノの音が~」のあと、ちらっと姫野さんの方を向く財津さんがお茶目。
姫野さんのキーボードが和音を刻むなか、財津さんはキーボードへ
M9:外へ出ちゃあぶないよ
この曲も、財津さんのキーボードを弾く小節は少ないのですが、 気持ちよさそうというか、得意げにキーボードを弾く姿がたまりません。
M10:心の中は白い画用紙
実は今回のコンサートで、一番好きかもしれないというのが、この曲・・・の財津さんのキーボードなわけで(笑)。ソロコンサートでは絶対に見ることのできない、キーボード奏者(というと大げさかも)の財津さんをみることができるのが幸せなのです。
M11:約束
この曲を終え、メンバー全員が前に出てきます。

ここでもまた、「うるさい」ほどのファンの方の安部さんコール
財津:はい、どうもありがとうございます。財津と申します(拍手&笑)。え~、先ほどから黄色い声で「安部さん、安部さん」と言う声がですね、場内に響きわたっておりますけれども(笑)。何か安部さんと特別な関係ですか?(笑)
ここで、安部さんに「ヲイヲイ」と突っ込まれます。
財津:ホントにねぇ、昔を思い出しますよ。絶頂期の頃をねぇ(笑)。すごかったですよ、もう、「うるさい」と思うくらい、ホントに「うるさい」と思うくらい。僕なんか「ジミー」と呼ばれていましてね。地味だったんですけれども。それぞれニックネームをつけようということで僕が「ジミー」になりまして、こちらの方は(姫野さんの方を向いて)今では言うのも恥ずかしいんですけれども、「タッチー」と呼ばれていまして(笑)、それからこの人はですね(上田さんの方を向いて)、牢名主のようなところから降りてきましたけれども、「ガーリー」と呼ばれていまして(笑)、それからあなたは(宮城さんの方を向いて)、「伸ちゃん」で良かったんでしたっけ、「伸ちゃん」なんにも面白くないですね(笑)。で、あの~、先ほどから「安部さん、安部さん」と呼ばれている彼は・・・
思い出せない財津さんに、姫野さんが小さい声で教えます。
財津:あ、「しゅん」と呼ばれてしまして。ですから、あなた(安部さんと叫んでいる方の方を向いて)、これからは「しゅん」と呼んであげて下さい。「安部さん」はダメよ(笑) 。はい、言ってご覧。せ~の、
ここで、「安部さ~ん」と叫んでいた方とは別の方が「しゅん」と・・・
財津:どうしてこっちから言うんだよぉ!(笑)まぁ、色々ありますけれども。長い歴史を感じます。さぁ、私たちTULIPのコンサートでは「生ギターコーナー」というのが恒例でございまして、生ギターでやるコーナーなんですけれどもね、そういうわけで僕はギターを持ちまして、(姫野さんの方を向いて)ギターを持ちまして、(宮城さんの方を向いて)ベースギターを持ちまして、あんなベースギター、エレキじゃないんですよ。(宮城さんがちょこっとベースを弾きます)ちょっと上手そうに弾いていますけれども(笑)、こんな音がしますね。で、あの人も(上田さんの方を向いて)、こんな感じで安い楽器を目の前にしまして、持ってまいりましてね、それで、あの~(安部さんの方を向いて)、赤いギターをエレキギターを持っていますけれども、ふさわしくない人がおりますけれども、でも、これは特別な楽器で色んな音色が出ます。曲の中でお楽しみ下さい、という感じでやってみたいと思います。一曲目はこの曲です。
M12:セプテンバー
ここからは、掛け合い漫才をお楽しみ下さい(笑)
姫野:え~、皆さんこんばんわ(拍手)。え~、今日は雪の中、大変でしたね。
財津:さっき言ったよ、オレ、それ(笑)。
姫野:え~、僕も感謝の気持ちを伝えないといけないかなぁと思いまして。
財津:君も思ったのか。
ここで安部さんも「僕も~」と。
姫野:え~、ホントにねぇ。
財津:バカなバンド(笑)。
姫野:すごい寒かったモノですから、今日なんかメンバーの中で厚着している人がいまして。
ここで財津さん、「メンバーので」を「メンバーので」と聞き間違えます。
財津:メンバーの方って、誰なんだよぉ。俺達でしょう。
姫野:そう、そう、そう。
財津:メンバーの方って・・・。
姫野:メンバーの中で。
財津:あ、メンバーの中でか。
姫野:若干一名、今、うるさい真ん中の人なんですけれども(笑)。
財津:それ以上、言うなよ。その先は言うなよ・・・あのことだけは。
姫野:あのことだけは、言っちゃいけないということなので、言いません。何となく、あのぉ、「キャメル色」のイメージと言えば・・・(笑)。
姫野さんから、すごい発言が出ました。財津さんが「キャメル」とは・・・(笑)。
財津:僕、ポッケに「キャラメル」をいっぱい入れてきたんですよ(笑)。そのこと。
姫野:そうかな。そういうことなので、ホントに暖かくして風邪ひかないように・・・(笑)。
財津::「「キャラメル」入れると暖かいですよ(笑)。
姫野:全然関係のない話をしましたけども。僕はこのアコスティックコーナー、すごく好きなんですけれども。
財津:「アコスティック」じゃない、「アコースティック」(笑)。
姫野:アコースティックコーナーがすごく好きなんですけれども。(ギターをはじきながら)今日はですね、雪の中を来てくれたということで、昔・・・。
財津:ギターを弾きながらしゃべるのやめてくれない。(笑)流しのようだからさ(笑)。
姫野:中学の頃、あの、サイモンとガーファンクル・・・
財津:お客さん、次、何弾きますかぁ(笑)。
財津さんのチャチャに負けず、姫野さんはMCを続けます。
姫野:サイモンとガーファンクルというグループのコピーしていた歌があるんですけれども、ちょっとですねぇ。こういう曲です。
Mおまけ:スカボローフェア(姫野さんの弾き語りで)
財津&姫野コンビのS&Gは、今までの掛け合い漫才が嘘のように聞かせてくれます。
もっと聞きたい、そんな感じです。
姫野:今日、雪がチラチラ降る日にはぴったりの曲だったような気がしますが・・・。
財津:もう、よけいないこと言わなくていいからさぁ(笑)。せっかく、良い雰囲気だったのに(笑)。
姫野:そんな形で、アコースティックコーナーをやっていっているわけですけれども、あの~、ちょうどデビューして4年目位で、東京の生活にも慣れまして、ちょっと気持ちの中で余裕が出てきた頃にフッと故郷を思って作った曲をやりたいと思います。
M13:博多っ子純情
この曲では、安部さんの謎のインド楽器が気になります。
この曲の後、最近、財津さんのギターの音が狂うらしく(財津さんいわく、安いギターは狂いやすい)、チューニングをします。
財津:チューニングタイムでした(笑)。え~いつもですと、チューニングが時間かかりますので「ご歓談下さい」ということになるんですけれども、今日はすんなりいきました。(笑)。
ところが、なかなか次の曲が始まりません。
財津:(姫野さんの方を向いて)あなたが始めなくてはいけないのでしょう(笑)。(姫野さんがずっとカウントをとっているのでそれのマネをして)ずっとこうやってるけど(笑)。
このつっこみで、歌を始めるタイミングがずれました・・・
財津:(姫野さんに)ごめんね、ごめん(笑)。すいません、皆さんよろしくお願いします。
M14:I Love You
上田:立川の皆さんこんばんわ。上田雅利です(拍手)。私事で非常に恐縮なんですけれども、去年の12月あたり、ビートルズのイベントとかにちょっと顔を出させていただいたんですけれども。若い人たちが急に増えていまして、こんな厚底はいて茶髪の渋谷で良く見かけるお姉ちゃんが「きゃ~、格好いいビートルズ」とか言ってるんですね。私が演奏しているんですけれども(笑)。すごいな、と思いまして。 僕らが一生懸命ビートルズを聴いていて、それが何世代か隔てて、自分の娘位の年代の人が同じように格好いいと思うというのがね良いことじゃないかなぁと。で、僕らはビートルズにあこがれて、彼らが録音しているアビーロードに非常にあこがれていたんですけれども。TULIPやっていて、奇蹟がたくさんおきまして、そのアビーロードスタジオでレコーディングすることができたんですねぇ。「ぼくがつくった愛のうた」というアルバムをご存じですか?(拍手)ありがとうございます。四角になった卵焼きの表紙がついている、絵本がついているやつなんですけれども、見る機会があったら、見てみて、見てみて(見てみて下さいと上手言えず・・・)、見てみてみて(笑)。そのアビーロードスタジオでレコーディングした「ぼくがつくった愛のうた」というアルバムの中から、今からやる曲はですね、子牛の名前がタイトルになった曲なんですけれども、聞いて下さい「仔牛のロー・カウジー」
M15:仔牛のロー・カウジー
この曲でも財津さんはやってくれます。
「ラジオを・・・」の後に、「ポンっ」と音を出すわ、「ロー」を忘れた姫野さんに「ローはどこいったんだ?」と突っ込むわ・・・。
生ギターを終え、メンバーが所定の位置へ戻ります。
ここで・・・
財津:ROW、ROW、ROW、老化ジジィ(笑)。(姫野さんの方を向いて)おまえはかわいい、ジジィ(笑)。
姫野さんに睨まれて、
財津:わかりました。仕事します(笑)。
M16:あなたの夢
このツアーの為の書き下ろし曲です。
この曲、色々な意味で私の心にずしんと響く曲なのです。
この曲を終え、財津さんはキーボードへ
宮城:どうも皆さんこんばんわ、宮城です(拍手)。また、雪の話になりますけれども。今年に入ってから僕たち雪に恵まれまして、先日、北陸に行ったときも富山の空港上空まで行って、機長も頑張ったんですけれども戻ることになりまして、すぐ近くに小松空港があったんで、そっちへ何とかおろしてくれって言ったんですけれども、それはダメだと「こまっ(つ)たなぁ」なんてZさんという人が、そういう駄洒落が好きなんですけれども。で、まぁ、JRでたどり着いたんですけれども。あのぉ~、結局、美味しいモノを食べる予定が時間がなくなっちゃいまして(15時30分富山到着予定が、23時に富山到着。雪男さん達のせいで私も美味しいモノを食べ損ねました)、僕の場合、このツアーから体重を落としまして、ずっとキープしているんですけれども。やっぱり、地方行くと美味しいモノを食べる、これが楽しみですからね、時々誘惑に負けそうになるんですけれども、そういうときは姫野さんを思いだして(笑)、僕の心の「支え」です、「重し」でもありますけれども(笑)。こんな私でも、さらに10kgほどやせていた時代がありまして、1975年、僕がこの世界に入った年なんです。アコースティックサウンドのグループに参加することになりまして、入ってすぐに3枚目のシングルのレコーディングがありまして、実はその曲を財津さんが書いてくれたんですね。同じ事務所だったという縁もあるんですけれども、あの頃の財津さんは太ってました(笑)。徳光和夫アナウンサーに似てましたね。姫野さんはやせてました(笑)、アゴがシャープでしたね。で、その曲なんですけれども、オケをステージ上のTULIPのメンバーで録りまして、僕が歌ったという非常に思い出深い曲なんです。聞いて下さい「青い空はいらない」。
M17:青い空はいらない
M18:走れ!ムーン号
この曲で前列の方々が立ったので、私も思わず立っちゃいました。
何となく、上田さんが嬉しそうだったのは気のせいでしょうか。
M19:人生ゲーム
恒例の大合唱です。
財津さんに「新鮮」「清楚」「素直」とつっこみを入れられながら3回ほどの練習をして、本番。
「4回大きな声で歌うと飽きる」ということで、ささやくような声からだんだん大きく狂ったように歌いました(笑)。
M20:銀の指輪
この曲でまた立ちあがります。
間奏の時、姫野さんが2番の歌い出しに間に合うのかとハラハラしてしまいます。
M21:ぼくがつくった愛のうた
M22:虹とスニーカーの頃
シングル曲が続きます。
やっぱり、虹スニではキーボード担当の方がしっくりくる財津さんなのでした。
この曲を終えて、財津さんはキーボードからギターに移動
安部:はい、どうもありがとうございます。TULIPのシングルカットした曲を聞いていただきましたけれどもね。次の曲は1975年のちょうどいまじぶん、2月の発売なんですけれどもね、当時買ってくれた人も、今日来てくれているのではないかと思うんですけれども(拍手)。聞いて下さい「サボテンの花」(拍手)。
M23:サボテンの花
雪の日に聞くこの曲は最高です。
手拍子がないのもまた、◎なのです。
財津さんはキーボードへ移動します
M24:Shooting Star
この曲のイントロが宇宙っぽくってすごく気に入っています。
グットタイミングで立ち上がれるとめちゃくちゃ嬉しい(^^ゞ。
流れ星の照明も健在ですよ。
M25:青春の影
なんといっても名曲なのです。
やはり、間奏のギターソロは安部さんでないといけません。
財津:はい、どうもありがとうございます。僕らTULIPは、こうやってホントに久しぶりにステージに集まって、皆さんがいらっしゃって、こうやって歌うことができますが。思い起こせば青春時代、あの楽器を触り始めて夢中になって歌っていた頃、そしてステージの上でなにもかにも忘れて一心不乱に歌を歌い続けて、本当に他のことは何も目に入って来ませんでした。まぁ、幸せだったというか、子供だったというか、でも、とにかく、まっすぐに歩いていたような気がします。こうやって、大人になって、もう、大人を過ぎたかもしれません。みんな楽屋で顔を見ると、皺が多いなぁという感じで、会話も昔とは違って、若い頃とは違って、本当に、なんだか相手を気遣ってしゃべるような、そんあな会話が多くなりました。こうやって集まって歌いますと、一瞬にして、その青春時代、夢中だった頃に戻ることができます。こんな幸せな時間を下さった皆様に心から感謝します。ありがとうございます。また、どこかでお会いしましょう(拍手)。
M26:Someday Somewhere
この曲って、胸にしみるんですよねぇ。
気を許すと泣いちゃいそうになります。
大歓声&拍手の中、メンバーは一時退場・・・
そして、再登場。
-アンコール-

財津さんはキーボードへ
財津:早く、早く、早く、早く、早くおいでぇ。
M27:早くおいで
この曲を終えて、財津さんはキーボードからギターを抱えて前に
M28:あの娘は魔法使い
この曲でちょっとしたハプニングが・・・財津さんのギターのストラップが切れた(とれた?)為に、ギターが落っこちてします。ですが、それもモノともせずに歌い続ける財津さん、さすがプロです。
M29:夢中さ君に
雪をも溶かすような「財津さ~ん」コール。
3番の「ホントに夢中さ」のコールもお忘れなく。
M30:魔法の黄色い靴
やっぱり締めはこの曲の大合唱なのです。
メンバーが前に出てきて、上田さんの合図で万歳三唱。
こうして、大雪の中の立川でのコンサートは終了したのでした。

今回のコンサート、「安部さ~ん」コールが滅茶苦茶うるさかったですが(^^ゞ、大雪にも関わらず会場へ足を運んだ観客、それに答えたメンバー、雪を溶かすほど関東にしては珍しい程の大盛り上がりでした。
残りのコンサート、雪に恵まれる(?)ことがあるかもしれませんが、雪に負けないくらい盛り上がって行きましょう。